受験英語や英会話を勉強する前にやるべきは発音！！その１
こんにちは、イカ京です。
英語学習において、英語とイメージを直結させることが非常に重要であることを語りました。
今回は、イメージの直結と同じ、もしくはさらに重要なものである発音について語りたいと思います。
発音は非常に奥が深く（シラブル、発音方法、リズム等）、今回だけでは語り切れませんので、今回は重要性について語ります。
正しい英語の発音ができないとどうなるか？
受験英語をこれから勉強する人、もう受験勉強を終えて「いばらの道」に進んでしまった人がまずやるべき勉強は発音です。
なぜだと思いますか？
単純に発音を勉強しないで英語を勉強すると、外国人に通じる英語を喋れないだけでなく、リスニング能力も伸びないからです。
英語圏の海外に旅行に行ったことがある人ならわかると思いますが、日本人の英語は本当に聞き取ってもらえません。
さらに、なんとかして聞き取ろうという歩み寄りなんてしてくれる外国人はほとんどいないといって良いです。
日本、日本語に興味のある人ならまだしも、何を喋っているか分からない人と話すのって疲れますよね。当然無視されます。
世界の果てまで行ってQの出川哲郎のおつかいを見たことありますか？
あれぐらいの気合の入ったテンションで攻めていかないと立ち止まることすらしてもらえないでしょう。
私の経験から言うと、私たち純ジャパ（留学とかしたことない人のことをこう呼んでます）は英語を口に出すことすら非常にハードルが高いです。
なんか恥ずかしいですよね。。。
この壁を越えるのも結構根性のいるプロセスが必要ですが、めちゃくちゃ頑張って口に出した英語が、発音が壊滅的という理由で、無視あるいは「は？何言ってんの、あなた」みたいな顔されたときのショックと言ったらもう。。。
私は未だに思い出したくないです。屈辱でしたね。
さらに言うと、発音ができない（知らない）とリスニングにまで多大なる影響を及ぼします。
理由は簡単で、日本語の母音（あいうえお）の数より、英語の母音の数が圧倒的に多いからです。
例えば、hat hut hot は日本語表記だと、ハット、ハット、ホットです。
ちなみに最後のホットですが、ほとんどハ～ットのように聞こえると思います。
こんな感じで発音が分かってないと、音を正確に拾えません。
また、さらに残念なことですが、英語特有の発音なのに、日本語の発音で置き換えて脳が理解してしまいます。
つまり、英語を聞いているのですが、脳みそ的には意味の分からない日本語を聞いているように錯覚します。
そうなると、以前英語をイメージと直結する重要性を語りましたが、それが不可能になります。
だって、聞いている英語はもはや日本語として認識されますからね。
よくイングリッシュをもじってグロービッシュとかいう言葉が言われます。
これは、日本語なまりでも良いからとにかく話すことが大事で、シンガポールだってなまりがあってシングリッシュとか言われているよね！っていう話なのですが、
日本語英語の発音はそんなレベルじゃないほど低いので、まず発音を攻めるべきです。
発音を勉強するとどうなるか？
今から受験勉強をする人はこれから学ぶ単語については、発音記号が横に書いてあると思いますので、それを読めるようになっておいた方が良いです。
もちろん、学校の授業では恥ずかしいでしょうからカタカナ英語で発音せざるを得ない環境かもしれませんが、将来のことを考えると、心の中では正しい発音を知っておいた方が絶対に良いです。
心配しないでください。絶対に無駄にはなりません。
高校を卒業すると同時に何故かカタカナ英語で喋ることが恥ずかしくなり、ちゃんとした英語の発音に憧れを抱くようになります。
「いばらの道」を進んでしまった人は、既にカタカナ英語がこびり付いていると思いますので、まずは発音記号・発音の仕方を勉強し、今まで勉強した英単語をすべてもう一度洗い直す必要があります。
段々、英語のスペルを見れば何となく発音の仕方が分かるようにはなってきますが、そこまでは結構長い道のりかも知れません。
私は色々試行錯誤したせいもあって、１年以上かかった気がします。
現状は、以前ハーバード大学生と話したことがありますが、私の発音でも通じました。
ただ、未だに iPhoneのsiriは半分くらい訳の分からない認識をしてきます。。
完璧を目指す必要はないと思いますが、英語特有の発音がありますので、それは理解しておいたほうが良いです。
ちなみに、私は発音をやる前はTOEICのリスニングパートが200点少しでしたが、発音を勉強したあとは400点まで上がりました。
もちろん発音を理解した後に、シラブルやリズムについても勉強した後なので、発音の仕方だけを理解すれば点が上がるわけではないです。
ただし、英語の聞こえ方は劇的に変わります。
かなりの音を認識できるようになり、英語が数倍楽しくなりますよ！
発音を勉強するときの注意点
具体的な勉強方法については、最短だと思っている方法を今後紹介していきますが、
私の経験から注意点を何個か上げておきます。
まず、完璧を目指さない。
いきなりハードルを下げているようですが、小さい頃から英語圏にいない限り、完璧な発音を会得するのは非常に困難だと思います。
イメージ的に下の感じだと思います。
勉強の最初は中々レベルが上がりませんが、どこかのタイミングでいきなりブレイクスルーします。
その段階でほとんど通じるレベルまで達してますので、そこから先は長い目で見ておいて、他の英語スキルを磨く方がいいと思います。
時間をかけてもネイティブのような滑らかな発音にはなりませんし、そもそもそんなに流暢に英語を話せません笑
スピーキング能力（言いたいことを言える）を向上させていった方が効率が良いと思います。
発音信者になってしまわないように気をつけてください。
私は完璧主義なので片足を突っ込みかけましたが、今は長い目で見てます。
次に参考書めぐりをしない。
私は大きな本屋に行って、ほとんどの発音に関する本を相当長い時間を使って何日も読みあさりました。
結論としては、詳しくは今後紹介しますが、
英語のリスニングは発音力で決まる！ Uda式30音練習帳 [ 鵜田豊 ]
上記の本と、あと口の中でどの部分を響かせるかについて、学習すれば十分だと思ってます。
英語の勉強本は本当に溢れるほど出版されているので、どれが良いのかもはや判断できない状況ですが、ちょっとでも最短ルートで習得できるように、私が試行錯誤したやり方などを紹介していけたらと思ってます。
最後に、発音が正しいかどうかについて疑問が出てくると思います。
はっきり言うと、通じればOKで通じなければ間違っていると判断して良いと思います。
近くにネイティブがいるのであれば、発音を聞いてもらってアドバイスをもらうのが良いと思います。
私のようにそんな良い環境ないというのであれば、無料のオンライン英会話教室がいっぱいあるので、利用すれば良いと思います。
調べればいっぱい出てきますし、大体のところが、最初の数回はタダです！
利用しない手はない。
スピーキングの練習をしたくなってきた時に、またオンライン英会話教室を利用したくなりますが、とりあえずは発音だけにフォーカスして受講するのも良いと思います。
ちなみにフィリピン人がほとんどですが、彼ら彼女らの英語力は日本人の数倍上ですし、発音も全く問題ないです。彼ら相手に通じればとりあえず、発音の勉強は置いておいて、他のスキルを身に着けにかかれば良いと思います。
何個か下に紹介しておきます。
ご閲覧ありがとうございました。
