受験英語や英会話を勉強する前にやるべきは発音!!その2 発音上達編
こんにちは、イカ京です。
前回、発音の重要性について語りました。
発音にコンプレックスを持っている人や、自分の発音に自信がない人など、日本人にはいっぱいいると思いますが、少なくとも外国人ネイティブに通じる最低限の発音を頑張って習得しましょう!!
というわけで今回は、実際にどうやったら発音が上達するかについて語ります。
英語の発音を勉強するにはネイティブに習わないとダメ?
みなさんは、自分の英語の発音がどのような発音をしているか聞いたことありますか?
私は、外国人と話したときに、全く発音が通じず、英会話恐怖症に陥りかけたときがあります。
その時に初めて、日本語英語の意味の無さを痛感しました。
家に帰ってから、携帯で英語のシャドーイングをしたものを録音して聞いたときにビックリしました。
自分の想像をはるかに超えて酷かったです笑
皆さんも、一度恥ずかしいですが、やってみてください。
ちなみに、シャドーイングは効果的な勉強方法だと思いますが、発音ができていないうちはやるだけ無駄だと思って良いと思います。
まずは発音を勉強することが英語勉強の始まりといって間違いないと確信してます。
では、どうやって発音を勉強するといいでしょうか?
私はまず本屋さんに行って、とりあえず英語発音の本を買いました。
DVD付きでAmazonの評価も高く、今でも結構売れている本です。
DVDにはネイティブが発音する口の拡大が各発音記号ごとにあり、何種類かの同じ発音を有する単語を発音してくれるという、ありがちな本でした。
皆さんは、受験英語を勉強するときに単語の横に書いてあったであろう発音記号を気にしたことありますか?
私は中学校の3年生まで、ほとんど勉強をしないサボり者だったので、全く記憶にありませんが、発音記号の授業なんてなかったような気がします。
私は発音の本を一冊読んだ得たものは、
「発音記号の読み方と母音と子音の音の数が日本語と違う」
の2点のみでした。
というのも、実際に口真似をして発音しても上手くいきませんでしたし、ネイティブっぽい発音にもなりませんでした。
では、独学は無理なのでしょうか?
人によっては、ネイティブに習わないと発音は習得できないとか言ってますが、そんなことはありませんし、逆にネイティブに習っても習得できないと思います。
よっぽど発音について研究しているネイティブが英会話の先生なら話は別ですが、
だいたいの英会話教室のネイティブは、そんな専門家ではありません。
私たちが日本語を習っているネイティブのアメリカン日本語を聞いたときに、
「こうやったら正しい発音になるよ」なんてアドバイスできますか?
できませんよね。だって、自然に身についたものだし、発音できない理由が分からないですよね。
つまり、普段から当然のように話しているネイティブにとって、日本人に発音を教えるというのは非常に難しいのです。
どうやって、発音を上達させるか
大型書店に行ったときに確認してほしいのですが、発音系の書籍って山のようにあります。
どれを選んだら良いかわかりませんよね。
前回下記のものを紹介しました。
英語のリスニングは発音力で決まる! Uda式30音練習帳 [ 鵜田豊 ]
また、下記は海外のサイトですが、レイチェルが分かりやすく発音等を教えてくれます。
http://rachelsenglish.com/video-categories/
上記はおすすめですが、実は他の発音系の書籍と同じで、英語音声学によくあるものが掲載されてません。
何故か英語音声学では良く見る発音する際にどこが口の中で響いているかの絵がない書籍がほとんどです。
ですので私が掲載しておきます。
ちなみに、発音記号が分からない人用に発音記号をまとめたものも記載しておきます。
これらを使って勉強すれば、すぐに上達します。
ポイントは、口の形だけでなく、口の中のどの部分で音を響かせるかです。
なぜ英語音声学の知識なんて必要なの?
理由は簡単ですが、例えば、「う」と発音してください。
日本語です。
分かりやすくするために、極端に口を突き出して「う~~」と言ってください。
空気がどこらへんで響いてますか?
口の先端ぐらいでしょうか?前歯の前あたりですよね。
次に、その口の形をそのままにして、「あ~~~」と声を出してください。
口の形はそのままですよ。
微妙な「あ」のような「う」のような中途半端な音が出ますよね。
つまり、口の形が同じでも違う音って出せるのです。
どの本を見ても口の形しかないですよね。
そりゃ、外から見てわかるんだから、そうなります。
ネイティブに発音を習うとどうなると思いますか?
口の形しか教えてくれません。
先ほど紹介したレイチェルも口の形のみです。
ネイティブにとって、口のどこが響いているかなんて無意識すぎて分からないんです。
そもそも口の形は、口のどこを響かせるかの結果現れているものであって、口の形を真似すれば良いという単純なものではないのです。
私もこれを知ってからは、発音というよりリスニング力がかなり上がりました。
一度、すべての母音について、口のどこが響いているのか、先ほどの図とネイティブの発音を比べてみてください。
口の中に意識をすべて集中して、口の中をイメージして、ネイティブの発音がどこで響いているか、意識を研ぎ澄まして聞いてください。
コツは口の中で振動している空気の塊がコロコロ動いているような感覚です。
この塊がネイティブが文を読み上げていると、コロコロコロコロ動き回るように感じられればOKです。
あとは、同じところが振動するように口の形を真似ながら、単語を発音して練習していけば完了です。
発音が習得したくて英会話教室に行くのであれば、上記を習得してから行ってください。
ネイティブは発音の仕方はわかりませんが、正しいか正しくないかは当然分かりますので、そういう使い方をするといいと思います。
前回に引き続き、無料体験があるとこのリンクを張っておきます。
ご閲覧ありがとうございました。