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元京大生が考える独学英語勉強法

独学で英語を勉強して、大学受験英語から脱出する過程・学習法を書いていきます。

単語学習法 覚え方編

こんにちは、イカ京です。

今回は単語学習方法の記憶の仕方について説明したいと思います。

 

単語を効率良く覚える方法

5分と持たない記憶力。反比例する速記力

 

みなさん、単語ってどうやって覚えてますか?

学校で単語テストとかありましたよね。

私はあまり記憶力はよくないのですが、あるやり方をやるようになってからは単語テストの点が格段に上がる、または少ない時間で記憶できるようになりました。

まずダメなやり方から説明しますと、完璧主義の方に多い気がしますが、新しい単語を覚えるときに、一個一個の単語に時間をかけて、一回で覚えようとしてしまうやり方。

実は私は完全にこれでした笑

例えば単語帳の1ページに10個単語が並んでいるとして、1ページに1時間ぐらいかかってました。

しかも100%覚えられているかというと、そうでもなくて、ちょっとお菓子を食べたりして時間が経てば日本語訳が出てこない。。。

今思い返しても地獄のようでした。

挙句の果てには、単語のスペルから何とか日本語訳にたどり着けるような語呂を考えたりしてました。

今考えれば時間の無駄でしたね。。

学校の友達と語呂を考えるのは楽しかったですが、身には着きませんし、語呂が思いつかないときは、普通に覚えた方が早いのに語呂を考える時間の方が掛かっているという本末転倒ぶり。。。

そんな私でも京大に入れましたので、やり方次第では誰でも覚えれます。

 

記憶関連でいうと、超有名なのがヘルマン・エビングハウス忘却曲線です。

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見たことがある方もかなり多いと思いますが、簡単に説明しますと以下の感じです。

100%に記憶しても次の日には80%しか覚えてなくて、3日目には60%ぐらいになるよ。

だから毎日覚えなおしていくと、段々記憶が定着してきて忘れにくくなるよ。

ということです。

感覚的にはもっと早く忘れる気がしますが、まぁ記憶とはこんなものだという理解で良いかと思います。

要するに記憶するには毎日する必要があるということです。

それだけ?と思った方、安心してください。

当然もっと効果的なやり方があります。

 

まず繰り返しやるというのは上で説明した忘却曲線と同じです。

ただし、私のやり方は「超高速で声に出して何周もやる、しかも寝る前」という実に体育会系なやり方です。

呼びにくいので「就寝前超高速繰り返し記憶法」とでも名付けておきます笑

センスなさすぎですね。。。

 

就寝前超高速繰り返し記憶法のやり方

まず単語帳を開いてください。

例えば1時間で30個の単語を覚える場合で、いつも12時に寝る方は、11時からスタートです。

一個の単語を10秒で日本語訳を見ていってください。訳が一杯あるのがほとんどだと思うので、できれば核となる意味・訳を一個に絞ってください。

色々訳があるのは、英語は一語に対して核となるイメージが1個あります。

それを無理やり日本語にすると一杯訳が出てきてしまいます。

日本語は結構高度な言語で、言葉の数が多いのだと思います。

とにかく、核となりそうな訳か最初に書いてある訳(だいたいこれが頻出の訳になっている単語帳がほとんどだと思います)を決めてください。

30個なので、300秒つまり5分で一周ですね。

じゃあ、12周するの?と思った方いますか?

甘いです笑

1周目は訳を決めるので、時間がかかるだけです。

2周目は一単語3秒ぐらいで読めるはずです。

記憶しよう!なんて思う必要は全くないです。

気合いで「dog 犬」「cat 猫」「penguin ペンギン」・・・・といったように声に出してください。

2周目は90秒で終わりますね。1分半です。

あとは繰り返すだけです。

35周ぐらいできるはずです。

だいたい10周もすれば英語を読んだ瞬間に訳が頭に浮かぶと思います。

それぐらいまで行けば、あとは英語だけ読んで頭に訳を浮かべるのを繰り返してください。

さらに速度が上がりますので40周を超えられるでしょう。

ここで重要なのは、これは受験用の単語暗記法です。

英会話に使いたい場合は、これではダメで、単語を読んだ瞬間にイメージが浮かんでくるようにしてください。もちろん受験生もここまでできれば将来役立ちます。

で、終了したら寝てください。

 

寝転がりながら、試に上から言ってみてください。

結構順番に言えます。

で、もっと驚きなのは朝です。

起きた瞬間から思い出せます。

脳内でどうなっているかは分かりませんが、

恐らく情報を寝ている間に処理していて、繰り返しやりまくったものは忘れずに残るのでしょう。

さらに超高速でやることで脳みそが活性化されますので、覚えやすいんだと思います。

単語に限らずすべての記憶関連はこうやって覚えました。

何周もするので、ページのどの辺に書いてあったとか、ここにこんなイラストがあったとかまで覚えていることがよくありました。

この方法の利点は忘れにくいということです。

イメージ的には忘却曲線でいうと、最初は0%のものが、忘却曲線のように

5%→2%→7%→4%→・・・・・→100%→99%→100%→100%→・・

と階段状に上っていく感じでしょうか。

さらには覚えようとしなくて良いし、機械的に繰り返せば良いというのは私にはハマりました。

人によるとは思いますが、一つの方法としてやってみてください。

 

最後までご閲覧ありがとうございました。