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元京大生が考える独学英語勉強法

独学で英語を勉強して、大学受験英語から脱出する過程・学習法を書いていきます。

オンライン英会話で気になる各国の「なまり」について

こんにちは、イカ京です。

今回はオンライン英会話を始めるときに気になる「なまり」について語りたいと思います。

 

なまりって実際どうなの?

ITとグローバル化が重要視されているこの時代において、オンライン英会話というものは日本に居ながら英会話できる便利なツールであることは間違いありません。

駅前の英会話教室と違い、ネット環境さえあれば簡単にできるオンライン英会話は今後もっと発展していくことは間違いないと思われます。

いざオンライン英会話をしよう、と決心しても、オンライン英会話の講師はほとんどがアジア諸国(特にフィリピン)の方なので、「なまり」について気になりますよね。

実際、あまり気にすることはないと私は結論づけているのですが、順番に説明していきたいと思います。

 

実際どんな感じか聞いてみよう

百聞は一見にしかずといいますので、実際に「なまり」ってどんなものか聞いてみましょう。

下の動画は、一人のかわいいアジア人が各国の「なまり」を真似している動画です。

網羅的に「なまり」を知るのに非常に良い・面白い動画なので、ぜひご覧ください。

 


21 ACCENTS

どうですか?

色々あって面白いですよね。

恐らく普段皆さんが聞いている英語はアメリカ発音が主だと思います。

教材なんかは全部アメリカ発音ですし。

普段教材でしか英語を勉強していない人には「なまり」は抵抗ありまくりですよね。

私も実際そうでした。

 

英語がなまっている人とそうでない人の割合

まず英語を話す人ってどのぐらいいるかご存知ですか?

英語って世界的には3番目に話す人が多い言語です。

一番は中国語、二番はスペイン語です。

中国は単純に人口が多いので納得ですね。

スペインは南アメリカ大陸とヨーロッパ各地で広範囲で話されているので、2位です。

 

では英語は、というと、下記の図が英語を話す人の割合を示す世界地図です。

 

f:id:vice_ikakyo:20170919224041p:plain

(出典:Wikipedia

第一言語が英語の人(ネイティブ)は、Wikipediaによると、3.3億~3.6億と言われているそうです。

一番はアメリカで2.5億、次は順番でイギリス0.6億、カナダ0.3億、オーストラリア0.4億、ニュージーランド0.04億となってます。

次に第二言語が英語の人(非ネイティブ)は、およそネイティブの3倍と言われていますので、10億ちょっとだと思われます。

ちなみにインド1.2億、パキスタン1.1億、フィリピン0.9億といった順だそうです。

つまり、英語を話す人口は13~14億人です。

 

ここから計算すると面白いことに、ネイティブがなまってないと仮定すると、なまっている人となまってない人の割合は、

なまってる人:なまってない人=0.75:0.25

です。

さらに世界の標準をアメリカ英語とすると、イギリス英語もなまっていることになります。

そうすると、

なまってる人:なまってない人=0.85:0.15

です。

要するにほとんどみんな「なまり」があります

 

このような割合でありながら日本人はアメリカ発音に過度に憧れを抱き、「なまり」を気にし過ぎている、さらには喋れないというのが現状です。

 

海外の人って「なまり」を気にしているの?

海外のサイトで色々調べましたが、実際のところあまり気にしていないという回答がほとんどでした。

下記は、海外の知恵袋的なものですが、「理解できれば大丈夫」とのことです。

f:id:vice_ikakyo:20170919224225p:plain

アメリカ人については、元々自分たちの言語が多くの国で使われているというものあり、第二外国語を学ぶということについて理解してない人がいるようです。

そういう一部の人は、「なまり」が強いとさよなら~って人もいるかもしれませんね。

 

いずれにしても理解してもらえる程度の「なまり」であれば、特に問題視されてません。

というか、アメリカ内でもかなり多くの「なまり」があるので、アクセントについては寛大である・慣れているという人が多いです。

日本でも方言がいっぱいありますよね。

それのもっと多様なバージョンだということです。

 

ちなみにアジア人は「なまり」なんて気にもしてませんよ。

ガツガツ喋ってきます。

インド人の英語なんて慣れないと聞き取れないですが、関係なくマシンガンのように話してきます。

要は言いたいことを伝えられればOKということですね。

 

ここまでいろいろと見てきましたが、要するに「なまり」がある人がほとんどで、相手が理解できるのであれば、特に気にする必要はない、ということが言えると思います。

実際ビジネスでも非ネイティブ同士で会話することがほとんどですよ。

だって、ネイティブなんてそうそういないんだから笑

 

アジア諸国の英語レベルについて

 英語ネイティブがほとんどいないアジアの英語レベルを見ていきましょう。

ご存じかもしれませんが、EF,EPIというテストがあります。

これは、オンラインで受けることのできる英語テストです。

各国の人が受けていて、それを点数で分類したものが公表されてます。

詳しくは下記のサイトで見れます。

http:// http://www.ef.edu/epi/

 

アジアの結果を下に示します。

アジアで言うとシンガポールが1位、マレーシアが2位、フィリピンが3位です。

点数がありますが、下にPROFICIENCYというランクが色付きで書いてありますね。

日本は残念ながらLOWです。

ちなみにこのテストはTOEICと同じで、採点の関係もあってかリスニングとリーディングしかないので、スピーキングなんかがもしあれば、さらに日本は下のランクに行くでしょう。

 

f:id:vice_ikakyo:20170919225110p:plain

こういう結果を見ていても、日本人は英語力が低いことがよくわかりますね。

ちなみに上位の国は、オンライン英会話などで講師をしている人が多い国です。

 

正直、「なまり」なんかを気にする前に、意思を伝えることができるようになることを優先的に考えた方が絶対に良いと思います。

 

         

無料レッスンぐらい受けても損はないですよ。

いつか無料レッスン受けまくった記事も書いてみたいですね。

 

それでは最後までご閲覧いただきありがとうございました。