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元京大生が考える独学英語勉強法

独学で英語を勉強して、大学受験英語から脱出する過程・学習法を書いていきます。

重要!!受験英語を意味あるものにする方法

こんにちは、イカ京です。

前回は受験英語の必要性について語り、受験英語と英会話の重要視している項目の違いについて説明しました。

 

vice-ikakyo.hatenablog.com

さて、今回は、受験英語を勉強するときに気をつけておいて欲しいこと、意識しておいて欲しいことを語っていきます。

このブログでは「理想の道」「いばらの道」が頻出しますが、上記の記事で書いているので見ておいてください。

 

受験英語を勉強するときの注意点

受験英語は「話す」、「聞く」、「読む」、「書く」の4つの内、「読む」に特化していることを前回語りました。

これは、ネイティブの先生を日本全国の学校に配置するのは非常に難しいため、ある程度仕方のないことだと思います。

ただ、この状況化で何も意識せずに勉強を進めると、「いばらの道」へ進んでしまう確率が非常に高いです。

私は未だに苦労していますので、是非「理想の道」に進めるように、これから語ることに注意して勉強をしてもらえればと思います。

 

 最も注意しないといけない点を説明します。

まず、下記の図を見てください。

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これは、日本語で「犬」と言われたときの脳内の動きです。

可愛い女の人だなぁ、、、

いやいや、違う違う!犬にフォーカスしてください。

「犬」と言われて、この女の子に抱かれる犬を想像してしまう人は、結構重症ですね、、私でも治せません笑

話を元に戻すと、

我々の第一言語である日本語は体に染み込んでますので、何も意識しないですが、

「犬」と聞こえた音声を脳内で処理して、イメージを出していると思います。

これが正しいフローなので覚えておいてください。

 

それでは次の図を見てください。

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いきなり、「Dog」と言われたときに、あなたは何を考えますか?

状況をイメージして考えてみてください。

「Dog」だと簡単な単語すぎてイメージしにくいかもしれませんが、その場合は

なんでも良いですが、例えば「Elefant」と言われて何を考えましたか?

 

結構多くの方が下に示すようになったかと思います。

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「Dog」と言われて、頭の中で「ええっと、Dogはドッグやから、犬か!」という感じですかね。

「Dog」自体はカタカナ英語にもなっているので、直接犬のイメージがついた方もおられるかもしれません。

 その場合は、「Elefant」で試してください。「エレファント?ああ、象か」となった人結構いませんか?

何が言いたいかというと、一旦日本語を介して理解して、それをイメージしてませんか?

ええ~、そんなん普通やんって思っている人がいたら、「いばらの道」を歩いてますので、速攻で戻ってきてください。

 

私は、受験英語を勉強する上で一番注意しないといけない点はここにあると確信しています。

要は、

英語⇒日本語⇒イメージ

ではなくて、

英語⇒イメージ

にすることが最重要です。

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ちなみに簡単な英語なら比較的できますが、難しい英語が来たときにどうしても日本語の助けを借りてしまいます。

これは私のようなおもいっきり「いばらの道」をつき進んだ人なら尚更そうなります。

こうならないように注意してください。

 

おすすめの受験英語勉強法

地下帝国の支配人

 日本で授業を受ける限り、必ず日本語の情報がガンガン入ってきます。

当たり前ですが、教科書も日本語で説明が書かれてますし、文法書も単語帳も日本語で説明が書かれてます。

本当の理想を言うと、すべて英語でやったほうがいいです。

ただ、第二外国語を学ぶ上で日本語を使うメリットもあるにはあります。

例えば、理解が早い、覚えやすい等です。

英語の知識が何もないのに、英語で文法の説明をされても何が書いてあるか意味不明ですよね笑

 

おすすめする勉強法としては、授業では日本語を使って理解・覚える。

これをこのまま放置すると、

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 このパターンになってしまうので、放置しないでください

家に帰ってから、日本語を排除していってください。

日本語の情報をすべてシャットダウンして、英語を見て直接イメージできるように訓練をしてください

例えば、「Elefant」なら、学校では「象」だよと教えてもらいます。

「Elefant」⇒「象」⇒イメージ

一旦はこれで覚えます。

家に帰ってからは、

「Elefant」⇒イメージ

の回路ができあがるように訓練します。

単語に関しては最もいいのは画像です。

画像を見て、「象」と日本語が出てくる前に「Elefant!!」と叫んでください。

私の経験上、難しい場合は、動物の画像がいっぱい載っている本などを超高速で

英語で発音していくのがおすすめです。

超高速というところがミソです。

考える暇もなく間髪入れずに「cat」「dog」「elefant」「beetle」「mantis」・・・・

と頭が覚醒するかのごとく発音していってください。

英会話だけを考えるのであれば、スペルは無視しても問題ないです。

喋るときにスペルなんて意識しませんからね。

ただ、受験のことを考えると、無視できませんので、地道に覚えていってください。

重要なのは

英語とイメージを直結させる

です。

単語に関しては、比較的やりやすいです。特に動物とか名詞に関してはやりやすいです。

動詞や形容詞など、単体ではそもそもイメージすること自体が難しいものもあるので、そういう時は「こういう状況のときに使うのだな」とイメージをすると良いです。

一番やっかいなのは実は文法です。

「~している」だから現在進行形でbe動詞+ingだな とか、

「~られる」だから受動態でbe動詞+受動態だな とかです

イメージどころか、ただ機械的に解いているだけですね。

しょうがないです。だってテストに出るのはこういうのだもん。って聞こえてきますね笑

しかし、英会話を目標にするのであれば、文法に関しても使う状況をイメージして日本語なしで英語とリンクさせる必要があります。

ちょっとずつやるしかないです。頑張りましょう!!

 

今回は勉強法の概略を語りましたが、今後「単語編」「文法編」といったように分けて、おすすめの参考書等を示しながらやっていきたいと思います。

ご閲覧ありがとうございました。