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元京大生が考える独学英語勉強法

独学で英語を勉強して、大学受験英語から脱出する過程・学習法を書いていきます。

英語学習で知っておくべきこと:英語には種類がある

こんにちは、イカ京です。

最後の更新から2か月ほど経ってしまいました。

この間英語学習を止めていた訳ではなく、色々悪戦苦闘してました。

色々気づいたことや、トライしてよかったことダメだったこと等ありましたので、少しずつシェアしていきたいと思います。

 

まず今回は気づいたことについて。

 

英語には種類がある

いきなりなんやねんという感じですが、これは自分の中で新しい発見でした。

前から受験英語と英会話の違いについては語ってきましたが、もう少し具体的に見えてきた気がします。

何でこんなことに気づき出したかというと、仕事で英語を使うに当たって徐々に疑問が湧いてきたからです。

 

現在勤務している事務所には日本人が20人程度います。みんなマネージャーという肩書で仕事をしてます。

当然、仕事中にローカルスタッフを含めて会議することも多く、会議で使用する言語は英語です。

自分で担当している部分については英語で発言をしますが、まだ文法がめちゃくちゃになったり、時制がおかしくなったり、色々問題が起こってます(今は色々あって結構改善傾向にあります。これはまた次回)。

で諸先輩方はどうかというと、器用に英語で説明をしています。

お世辞にも綺麗な英語ではありませんし、発音も思いっきり日本人の話す典型的な英語です。

ただ、言いたいことは器用に言ってます。

 

ここで、一つの疑問が湧いてきました。

この人たちは、日常会話できるんかな?映画とか字幕なしで観れるんかな?

答えはNO!です。

なぜなら仕事で英語を使うとき、自分の感情を言うような英語をあまり使ってないからです(少なくとも私の事務所の諸先輩方は)。あくまで事実のみをポンポン言って、誰がいつまでに何をやるかと伝えている感じです。

主語がほとんどIとかじゃないんですね。

主語は「もの」であることが多い気がします。

以前海外ドラマの使用単語について調べた記事を書きましたが、日常会話は当たり前ですが、ほとんどがIとかYOUです。

 

また、海外の映画やドラマが聞き取れるかというとこれもNO!です。

ローカルスタッフの話す英語はすべて聞き取れるようですが、ネイティブの話すような英語は聞き取れないと。

本人たちはスラングがどうこうと言ってましたが、恐らくそことは違うところに問題があると思います。

なぜなら私はスラングなんて知りませんが、字幕なしで大枠のストーリーは分かる程度にはなっているので。

 

ここから色々と調べ初めまして、この動画にたどり着きました。

 


英語はどうすれば良くなりますか? How I learned English 1

ちょっと話がそれますが、YouTubeって本当にたくさんの英語学習動画で溢れてますね。

皆さんの努力の結晶をありがたく観させてもらってます。

英語と関係ない興味深い動画も多く誘惑が多いですが。。。。。

 

上の動画の5分ぐらいから話されていることは、個人的にすごく今回の経験から納得しました。

模式的に描くと下のような感じだと思います。

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ここでは、青い円が自分の持っている英語力のコアです。赤い点線がネイティブレベルとしましょう。

英語力を上げ続ければいつかは青い円が赤い点線と同じところまで辿り着くというイメージです。

 

例えば、TOEICを必死に勉強して極めたと仮定しましょう。

例えばですよ。

そうするとこういう風に円が変化すると思います。

 

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青い点線の楕円を描きましたが、これがToeicを極めたときの英語力のコアです。

Toeicの力をひたすら伸ばしまくったとしても、Toeicというカテゴリーの英語力はネイティブ級になれるとは思いますが、赤い点線で示したネイティブ並みの英語力を手に入れることはできないでしょう。

もちろんToeicを極めるということはそれなりのリスニング力と単語力が必要なので、ある程度面積を持った楕円にはなると思います。そういう意味でToeicと書かれた矢印の面積より大きな楕円を描いてます。

 

つまり、自分の仕事で必要なビジネスで使う英語力を極めれば、そこについてはネイティブ級になれると思いますが、他の能力はネイティブ級ではないのです。

こういう意味で英語には種類があると思います。

これが悪いか良いかはその人次第ですね。

 

例えば製造業に努めている人がいきなり海外勤務を言い渡されたときに、自分の分野で使うであろう単語や、会議で使う文章の構成・文法をある程度抑えて、行く国のローカルスタッフが話す訛りに慣れる訓練をすれば、仕事上は支障ないレベルまでいけると思います。

その人の目標が、「仕事で困らない程度の英語力を身に着ける」であれば十分に目標達成したことになります。

 

良く英語を勉強するときに目的・目標を明確にしろと言いますが、その通りだなと思います。

全てを極めてネイティブに近くなるのは非常に多くの努力がいるでしょうし、我々第二言語を話そうとしている身からすると非現実的なのかもしれません。

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 ここまで、色々語りましたが、依然変わらず重要なのは英語力のコアをいかに大きくしておくかだと思います。

人によってはこのコアが非常に小さい可能性もありますよね。

そうすると頑張ってある分野を極めたとしても楕円が非常に細長い楕円になってしまうので、非効率です。

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もちろん、ある分野を極めるにはそれなりの基礎が必要でしょうから、おのずとコアもそれなりに大きくなるとは思いますが。

英語力のコアを大きくするにはまずは、最低限の単語力と英語の正しい発音を学ぶ必要があると思います。

これについては下記を参考にしてください。

 vice-ikakyo.hatenablog.com

  vice-ikakyo.hatenablog.com

 

 色々と語ってきましたが、私はビジネス英会話が必要なのと、日常会話ができるようになりたいのと、映画を観れるようになりたいので、まずはそれぞれに特化したトレーニング方法を考えて実践していきたいと思ってます。

実際、すでに日常会話については動き始めてまして、次回紹介しようと思います。

では、最後までご閲覧いただきありがとうございました。