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元京大生が考える独学英語勉強法

独学で英語を勉強して、大学受験英語から脱出する過程・学習法を書いていきます。

英会話力を向上させる方法~発音習得後~

こんにちは、イカ京です。

これまで受験英語を意味あるものにするために必要なものや、英語を勉強するに当たって発音が非常に重要であることについて語ってきました。

 

vice-ikakyo.hatenablog.com

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今回は、発音についてある程度習得できた後にやるべきものについて語っていきたいと思います。

まだ日本語英語になっている人は、まず発音を身につけてくださいね。

これを後回しにすると英語学習が逆効果になってしまう可能性大です。「いばらの道」へまっしぐらですよ。。。

 

発音を習得したら次にやるべきこと

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そもそも発音を何のためにやるか覚えてますか?

発音を勉強すると、英語の音を認識できるようになりますし、シラブルを理解することで日本語英語からかなり脱却できると思います。

では発音ができるようになったら英会話できるのかというと、そんな甘くないです。。

私は未だに苦しんでます。

英会話力はSpeakingとListeningで決まると思って良いです。

発音を身に着けることはスタート地点に立ったというイメージです。

ここからSpeakingとListening力を上げていく必要があります。

 

Speaking力を上げるには?

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まず私の現状ですが、まだ言いたいことを全て瞬時に英語にすることはできてません。

というかできている人なんてほとんどいないような気すらしています。

ただ、意思疎通ぐらいはできるようになりました。もちろん留学とかは一切してません。

Speakingに関しては、私は2年ほど前まで日本にいては習得は不可能だと思ってました。

実際、日本にいて外国人と話す機会なんてないし、勉強の仕方が全く分からなかったからです。

ただ、2年前に会社でTOEICの点が高いということで、外国人の対応をやれと言われて、断れずに対応することになりました。

これは外国人学生をもてなすものだったのですが、英語を話さずに乗り切れるようなものではありませんでした。

この時の私の英語力ですが、発音については一通り学習が終わり、発音が問題となって会話が通じないということはありませんでした。

ただ、言いたいことが全く言えない&アメリカ人の英語が聞き取れないという英会話的には致命的ともいえる状況でした。

幸い3か月近く準備期間があったので、そこから必死にSpeaking力を国内で上げる方法について調査し始めました。

大型書店に行って、本を探ると本当にたくさんのSpeaking関連の本が出てきました。

だいたいの謳い文句は決まっていて、「誰でも簡単に~」とか「たった●●か月で~」とか「スマホを使って~」とか「シャドウイングで~」とか挙げればきりがないほどありましたが、どれも胡散臭いというか、バッサリ読んでも全く喋れるようになれる気がしませんでした。

本に頼っても答えが出てきそうにないので、自分で考えることにしました。

何で喋れないのか?

理系な私としては論理的に分析して原因を見つけて解決を探すということがかなり好きなので、楽しんで原因を見つけられました笑

受験英語を意味あるものにするために必要なものの説明でも触れましたが、

大きな原因の一つとして、イメージと英語が直接結びついていないことに気づきました。

そもそも何か喋ろうと思った時点で頭の中は日本語で一杯です。

「日本語で言いたいことを考える」→「英作文」→「英語で喋る」

この回路では全く英会話ができないとは言いませんが、会話のキャッチボールでかなり時間がかかってしまうでしょうし、きっと英会話が苦痛になるでしょう笑

ただ、これは苦痛ではあるけれど、喋られない真の原因ではないと思います。

私は「文法」力がないことが真の原因だと思います。

え?「文法」なんて学校で嫌というほどやったよ、って方も多いと思います。

ただ、その「文法」って読むことに特化してませんか?

例えば、下記はJapan Timesの1文です。

The government may set up a data center to analyze the genomes of dementia patients utilizing artificial intelligence to interpret vast amounts of information, assist doctors and prescribe treatments.

Readingを説明したいわけではないので、文の読解については説明しませんが、

この文が読解できない人は、英文読解能力を高めましょう。やり方はまたいつか説明します。

この文を読むときにいくつかの文法の知識を使って読んでいると思います。

助動詞may、to不定詞、動名詞ぐらいでしょうか。

日本の文法の勉強はこれらの文法に対して、

助動詞may=かもしれない

to不定詞=~すること、~するために、~して

動名詞=~して、~すること

といったように、日本語に一対になるように訳を覚える感じかと思います。

読む分には問題ないと思いますが、この文をリスニングするときに意味を理解できますか?または、日本語訳を読んで理解したのちに、文を伏せて同じような内容を喋れますか?

おそらくめちゃくちゃ器用な方ならできるかもしれませんが、一般人には無理です。

結論ですが、リーディングやリスニングを前提に再度「文法」を学習する必要があります。

うげっとなった人もいるとは思いますが、話すだけならとりあえずは中学英語で十分です。

この学習法も今後説明します。

私はこの勉強法で一応レベルは低いですが、言いたいことは言える程度にはなりました。

酒を飲めば冗談も言いながら話せました!

これは嬉しかったです。ただ、難しい話はできませんし、議論などは到底不可能でした。

こっから先はまだまだ訓練が必要です。。。

 

Listening力を上げるには?

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リスニングは結構ハードルが高いです

というのも第二外国語を話す者同士で喋る場合は、そこまで問題にはなりませんが、

ネイティブは容赦なく超速球で喋ってきます。

ほんとうに容赦ないですよ!ゆっくり喋ってねと言っても超速球です。

向こうが日本語を学んでいる場合はまだマシです。

そうじゃない場合は、こっちが喋れない・聞き取れないと分かった時点ですごい面倒な顔をされます。

私は若干トラウマになってます笑

怖いですよね、言葉の暴力。。。

さらに言うと、きれいな英語でないことが多いです。

文法がよく分からないというか何というか。

TOEICの英語とかは、正しい簡単な文法の英語でゆっくり目なので、特に問題ないですが、

ネイティブは要注意です。

リスニング力はすぐに身に着くものでもないと思います。

もちろん、発音を習得(完ぺきではないですよ、あくまで第二外国語を学ぶ者のレベルとして)するのはそこまで時間がかかりませんし、習得すれば一気に聞き取れるようにはなります。

ただ、音が聞き取れるのと意味を理解できるのは別問題です。

スピーキング同様に聞き取るための文法の知識は必要ですし、さらに「速い英語・綺麗じゃない英語」を理解する能力が不可欠です。

こればっかりは市販の教材では習得できません。全部綺麗な発音でゆっくり目に喋ってますからね。

一番良いのは、海外映画やドラマだと思います。

特に会話が多いのが良いので、ドラマがベストかと思います。

「リスニング、習得」とかでググると、色んなサイトでドラマとかを押してますが、学習順序とかを無視してますね。

私が思うに、発音を学ぶ前にドラマを見ても意味ないですし、聞くための文法の知識をつける前にドラマを見ても意味ないと思います。

あくまで、発音(シラブルも含む)→文法→きれいな英語がある程度聞けるようになる→ドラマ

の順です。

守らないとただドラマみて楽しかったけど、英語力変わらず。。ってなりますよ。

ドラマを観るならHULUがおすすめです。

私はもう2年ぐらい契約してますが、TUTAYAとかで借りるよりよっぽど安いですし、

もうドラマとか何シーズン分観たか忘れました笑

 

 

今後はもうちょっと詳しくスピーキングとリスニングの勉強法を語っていきたいと思います。

 

ご閲覧ありがとうございました。